パスワード付き共有

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ここでは いちばん一般的で失敗しにくい方法として、
Google Drive/OneDrive/Dropbox の「期限+パスワード付き共有」を
実際の操作手順レベルで説明します。


① Google Drive(個人でも使いやすい)

手順

  1. Google Driveを開く

  2. 画像ファイルをアップロード

  3. ファイルを右クリック → 「共有」

  4. 「リンクを取得」

    • アクセス権:制限付き

    • 権限:閲覧者

  5. (Google Workspace利用時)

    • 有効期限を設定
  6. パスワードは

    • ZIP/PDFで事前に暗号化しておく(重要)

安全ポイント

  • URLを知ってもGoogleアカウントがなければ見られない

  • 期限後は自動で無効

⚠️ Google Driveはリンク自体にパスワードを設定できないため
👉 ファイル側の暗号化が必須


② OneDrive(期限・パスワード両対応)

手順

  1. OneDriveにアクセス

  2. ファイルをアップロード

  3. ファイルを右クリック → 「共有」

  4. リンク設定を開く

    • ✅「編集を許可」→ OFF

    • ✅「ダウンロードをブロック」→ ON(可能なら)

    • 有効期限を設定

    • パスワードを設定

  5. リンクを作成 → 共有

安全ポイント

  • URL+パスワード+期限の三重防御

  • メール不要で共有可能


③ Dropbox(最も分かりやすい)

手順

  1. Dropboxにログイン

  2. ファイルをアップロード

  3. 右側の 「共有」 をクリック

  4. 「リンク設定」

    • パスワードを設定

    • 有効期限を設定

    • ✅ 必要ならDL禁止

  5. リンクをコピー

安全ポイント

  • UIが直感的

  • 受け取り側がアカウント不要


④ パスワードの安全な渡し方(超重要)

❌ ダメ

  • URLと同じメール・同じチャットで送る

✅ 正解

  • URL → チャット

  • パスワード →

    • 電話

    • SMS

    • 別チャットアプリ

👉 経路分離


⑤ 送る前に必ずやるチェックリスト ✅

  • 共有範囲が「全員」になっていない

  • 有効期限が設定されている

  • パスワードがある

  • ファイル名に個人名が入っていない

  • 写真の位置情報(GPS)が消えている


結論(これだけ覚えてください)

安全な手順の最短形

「画像を暗号化 → クラウドにアップ → 期限+PW付きリンク → PWは別送」

これが
✅ 個人
✅ 役所
✅ 会社提出
すべてで通用する 標準的な安全ルートです 🔒