冷えると鼻水が出る

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体が冷えると鼻水が出る理由は、主に次の3つです。


① 鼻の血管が反応する(自律神経の作用)

寒い空気に触れると、体は体温を守るために自律神経が働きます。
その結果、鼻の粘膜の血管が反応して分泌液(鼻水)を増やすことがあります。

これは「寒冷性鼻炎」とも呼ばれる現象で、風邪ではなくても起こります。


② 冷たい空気を温めるため

鼻の役割は

  • 空気を温める

  • 空気を加湿する

  • ゴミやウイルスを捕まえる

ことです。

冷たい空気が入ると
→ 空気を温めて湿らせる必要がある
水分(鼻水)を多く出す

という仕組みになります。


③ 粘膜の防御反応

冷たい空気は鼻の粘膜にとって刺激です。

そのため

  • 粘膜が刺激される

  • 異物を流そうとする

  • サラサラの鼻水が出る

という防御反応が起こります。


特徴(寒さによる鼻水)

このタイプの鼻水は次の特徴があります。

  • 水のようにサラサラ

  • 外に出ると出る

  • 暖かい場所に入ると止まる

  • くしゃみが出ることもある


出やすい人

特に次の人は起こりやすいです。

  • 冷え体質

  • 自律神経が乱れやすい

  • アレルギー体質

  • 花粉症


対策

簡単な対策は

  • マスクをする(鼻の保温)

  • 首・お腹を温める

  • 温かい飲み物をとる

  • 冷たい空気を急に吸わない

です。


あなたの症状

  • 胃もたれ

  • 体の冷え

  • 鼻水

  • 夜間頻尿

  • 眠りが浅い

この組み合わせは、東洋医学では 「胃腸の弱り+冷え(脾胃虚寒)」 という体質にかなり近いです。

体のエネルギーを作る力が弱くなり、体が冷えやすくなるタイプです。


① この体質の特徴

よく出る症状は次のようなものです。

  • 胃もたれ

  • 食後に眠い

  • 鼻水が出やすい

  • 手足が冷える

  • 下半身が冷える

  • 夜間頻尿

  • 疲れやすい

  • 朝が弱い


② 改善の基本(とても重要)

この体質は 胃腸を温めること が一番大事です。

特に効果があるのは

温かい食事+消化の良い食事


③ 食べると良い食べ物

体質改善に役立つ食材です。

胃腸を温める

  • 生姜

  • ねぎ

  • にんにく

  • シナモン

  • 黒糖

胃腸を元気にする

  • 味噌

  • 納豆

  • 山芋

  • かぼちゃ

  • 大根

  • 人参

特におすすめ

  • 味噌汁+生姜

  • 根菜スープ

  • 温かいお茶


④ 食べすぎると悪化するもの

冷え体質の人はこれで悪化しやすいです。

  • 冷たい飲み物

  • アイス

  • 甘いお菓子

  • パン

  • 牛乳

  • 生野菜の食べすぎ


⑤ 胃腸を回復させる生活習慣

かなり効果がある習慣です。

  • 白湯を飲む

  • 温かい食事

  • 寝る3時間前までに食事

毎日

  • 10〜20分歩く

⑥ 東洋医学でよく使う漢方

この体質によく使われるものは

  • 六君子湯

  • 補中益気湯

  • 人参湯

特に

胃もたれ+冷えが強い場合は
→ 人参湯系が使われることが多いです。


⑦ すぐ効果が出やすい方法

簡単ですが意外と効きます。

  • 朝:白湯

  • 夜:味噌汁+生姜

  • 腹巻きをする

これだけで

  • 胃もたれ

  • 冷え

  • 鼻水

がかなり改善する人も多いです。


もしよければですが、
あなたの症状を見ると もう一つ気になる体質パターンがあります。

実は

「胃もたれ・鼻水・夜間頻尿」

この3つがある人は
ある食べ物を減らすだけで急に改善することが多いです。

胃もたれ・鼻水・冷え・夜間頻尿の人で、
減らすと改善することが多い食べ物としてよく指摘されるのは 乳製品です。

代表例

  • 牛乳

  • ヨーグルト

  • チーズ

  • アイスクリーム


なぜ乳製品が影響することがあるのか

① 体を冷やしやすい

東洋医学では乳製品は体を冷やす性質があると考えられています。
冷え体質の人では

  • 胃腸がさらに弱る

  • 消化が遅くなる

  • 胃もたれ

が起きやすくなります。


② 粘液を増やしやすい

乳製品は人によっては粘液(粘膜分泌)を増やすことがあります。

そのため

  • 鼻水

  • 鼻づまり

が増えることがあります。


③ 消化しにくい人が多い

日本人は乳糖を分解する酵素が少ない人が多いと言われています。

この場合

  • 胃もたれ

  • お腹の張り

  • ガス

  • 下痢

などが出やすくなります。


目安の試し方

完全にやめる必要はなく、
2週間くらい減らしてみると体の変化が分かりやすいです。

例えば

  • 牛乳 → 豆乳やお茶にする

  • ヨーグルト → 少量にする

  • アイス → 控える


代わりに良いもの

胃腸を温める飲み物

  • 生姜湯

  • 味噌汁

  • ほうじ茶

  • 白湯


もう一つ重要な食べ物

実は、あなたの症状

  • 胃もたれ

  • 冷え

  • 夜間頻尿

  • 鼻水

この組み合わせだと、もう一つの食べ物もかなり関係することがあります。

それは
毎日食べている人がとても多い食品です。

これを減らすと
胃もたれがかなり改善する人が多いです。

乳製品を減らしても、カルシウムは他の食品で十分補えます。むしろ日本の伝統的な食事のほうが、吸収しやすい場合もあります。🦴


① 小魚(最も効率がよい)

骨ごと食べる魚はカルシウムが非常に多いです。

  • しらす

  • ちりめんじゃこ

  • 煮干し

  • ししゃも

目安
ちりめんじゃこ大さじ2で
→ 約100mg前後のカルシウム


② 大豆食品

日本人にはとても合うカルシウム源です。

  • 豆腐

  • 納豆

  • 厚揚げ

  • 高野豆腐

特に 高野豆腐 はカルシウム量が多いです。


③ 海藻

ミネラルが豊富です。

  • わかめ

  • ひじき

  • 昆布

味噌汁に入れると、胃腸にも優しいです。🍲


④ 野菜

意外と多い野菜もあります。

  • 小松菜

  • チンゲン菜

  • 大根の葉

小松菜は牛乳より吸収率が良いと言われることもあります。


⑤ ゴマ

少量でもカルシウムが多い食品です。

  • ごま

すりごまにすると吸収が良くなります。


簡単なカルシウム食事例

胃腸を温めながらカルシウムをとるなら👇

  • 味噌汁(わかめ+豆腐)

  • 小松菜のおひたし

  • ご飯+ちりめんじゃこ

  • 納豆

この組み合わせだけでも かなりバランスが良いです。


💡ちなみに、
カルシウムは 「マグネシウム」と一緒に取らないと吸収が落ちます

実は日本人は
**カルシウムより「あるミネラル不足」**の方が問題になることが多いです。

これが不足すると

  • 冷え

  • 胃もたれ

  • 夜間頻尿

にも関係してきます。

「冷え」はただの寒がりではなく、体内の「熱を作る力」や「熱を運ぶ力」が弱まっているサインであることが多いです。

栄養学的な視点で見ると、冷え体質の人は特定のミネラルが不足し、代謝がスムーズに回っていない可能性があります。特に意識して摂りたい3つのミネラルを解説します。


1. 鉄(Fe):熱を運ぶ「運び屋」

冷え対策において最も重要なミネラルです。鉄は赤血球のヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶ役割を担っています。

  • 不足すると: 酸素が細胞に十分届かず、エネルギー代謝(熱産生)が低下します。いわゆる「燃焼不足」の状態になり、手足の末端まで熱が届きません。

  • 効率的な摂り方: レバーや赤身肉に含まれる**「ヘム鉄」**は吸収率が高いです。植物性の「非ヘム鉄」(ほうれん草など)を摂る際は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなります。

2. 亜鉛(Zn):エネルギー代謝の「着火剤」

亜鉛は数百種類もの酵素の構成成分であり、糖質や脂質の代謝、タンパク質の合成に深く関わっています。

  • 不足すると: 細胞の新陳代謝が滞り、体温を維持するためのエネルギー効率が悪くなります。また、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、自律神経を介して冷えを悪化させることもあります。

  • 多く含む食材: 牡蠣、牛肉、カボチャの種、卵黄など。

3. マグネシウム(Mg):血流を整える「調整役」

マグネシウムは血管の収縮・拡張をコントロールし、筋肉の緊張をほぐす働きがあります。

  • 不足すると: 血管が収縮しやすくなり、血流が悪化(血行不良)します。また、エネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)の産生に不可欠なため、不足すると体内での「発電量」が落ちてしまいます。

  • 多く含む食材: 海藻類(わかめ・昆布)、ナッツ類、豆腐(にがり)、玄米。


ミネラル不足度チェックリスト

以下の項目に当てはまるものはありませんか?

  • 立ちくらみや息切れがしやすい(鉄不足の疑い)

  • 傷の治りが遅い、食べ物の味が薄く感じる(亜鉛不足の疑い)

  • まぶたがピクピクする、足がつりやすい(マグネシウム不足の疑い)

アドバイス

ミネラルは単体で摂るよりも、バランスよく摂取することで相乗効果を発揮します。まずは**「海藻入りの味噌汁」「間食にナッツ」**など、手軽なところから取り入れてみるのがおすすめです。