口の中に血豆

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口の中に**血豆(けつまめ/血疱)**ができる主な理由は、粘膜の下で毛細血管が切れて出血することです。原因はいくつかあります。


主な原因

① 物理的な刺激・ケガ(最も多い)

  • 食事中に誤って噛んだ

  • 硬い食べ物(せんべい・ナッツ・フランスパンなど)

  • 熱い食べ物・飲み物による軽いやけど

  • 歯や入れ歯、矯正器具が当たる
    👉 粘膜は薄く傷つきやすいため、少しの刺激でも血豆ができます。


② 急激な圧力変化

  • 強く吸う・吸い込む(飴、ストローなど)

  • くしゃみ・咳を強くした直後
    👉 口の中の血管に急に圧がかかり破れることがあります。


③ 口腔内の乾燥

  • 口呼吸

  • 水分不足

  • エアコン環境
    👉 粘膜が弱くなり、傷つきやすくなります。


④ 血が止まりにくい状態

  • 血液をサラサラにする薬(抗血栓薬・抗凝固薬)

  • 加齢による血管のもろさ

  • ビタミンC・K不足
    👉 軽い刺激でも血豆になりやすいです。


⑤ ストレス・疲労

  • 免疫低下で粘膜が弱くなる

  • 無意識に頬や唇を噛むクセが出る


よくできる場所

  • 頬の内側

  • 舌の側面・裏

  • 唇の内側

  • 上あご(特に突然できてすぐ破れるタイプ)


自然に治る?

ほとんどの場合、数日〜1週間程度で自然に吸収・消失します。

⚠️ 潰さない方が安全
→ 感染や治りの遅れの原因になります。


受診の目安(重要)

次の場合は歯科・口腔外科を受診してください。

  • 繰り返し頻繁にできる

  • 2週間以上治らない

  • 痛み・腫れ・膿が出る

  • 大きくなる、硬い

  • 出血が止まりにくい

※まれに「自己免疫性疾患」や「血液疾患」が隠れていることもあります。


月に2回の頻度で血豆ができる場合は、
👉 「偶発的」よりも「何かが重なって起きている」可能性が高いです。
重すぎないケースが多いですが、原因を1~2個つぶすと改善しやすい頻度でもあります。


月2回できる人に多い原因(優先順)

① 無意識の噛みクセ・歯の当たり(最有力)

  • 同じ場所にできる

  • 疲れている時・食事中に多い

  • 就寝中に噛みしめがある

歯科で「尖り」「被せ物」「噛み合わせ」チェックが有効


② 軽い栄養不足(特にビタミンK・C)

  • 野菜・納豆が少なめ

  • 外食・加工食品多め

  • 血が止まりにくいことがある

2〜3週間の食事改善で変化が出やすい


③ 口腔内の乾燥

  • 口呼吸

  • 水分摂取が少ない

  • エアコン使用

▶ 粘膜が薄くなり軽い刺激で血管が切れる


④ ストレス・疲労

  • 寝不足

  • 肩こり・歯ぎしり

  • 自律神経の乱れ


「危険度」の目安(安心していい?)

  • 小さい

  • 痛みが少ない

  • 数日〜1週間で消える

  • 場所が毎回ほぼ同じ

ほぼ良性・生活改善で対応可


今日からできる具体対策(優先度高)

🔹 食事(まず2週間)

  • 納豆:週3〜4回

  • 緑野菜:1日1皿

  • ビタミンC:果物1個

  • 油と一緒に(ごま油・オリーブ油)


🔹 口の中

  • 硬い・熱い物を避ける

  • 潰さない

  • 同じ場所なら歯科で確認


🔹 生活

  • 水分を意識(少量こまめ)

  • 就寝前の噛みしめ意識オフ

  • 寝る前スマホ控えめ


受診を考えるライン

以下が1つでもあれば、歯科 or 内科を検討してください。

  • 月2回以上が数か月続く

  • 大きさが増してきた

  • 鼻血・歯ぐき出血・あざも増えた

  • 薬(血液サラサラ系)を服用中


口呼吸の改善は、血豆・噛みしめ・喉の不調をまとめて減らせます。
ここでは 「今夜からできること → 根本改善」 の順で、無理のない方法をまとめます。


① 今夜からできる即効対策

🔹 口テープ(軽く閉じるだけ)

  • 医療用 or 専用テープ

  • 唇の中央に縦に1本

  • 強く密閉しない

👉 口呼吸 → 鼻呼吸への切替えに最も効果的
※鼻づまりがある日はNG


🔹 就寝前の鼻ケア(2分)

  • ぬるま湯で軽く洗顔

  • 蒸しタオルで鼻を温める

  • 必要なら生理食塩水スプレー

👉 鼻の通りが一時的に改善


② 日中にやると夜が変わる(重要)

🔹 「舌ポジション」トレーニング

  • 舌先を上あごの少し後ろに軽く当てる

  • 口は閉じる、歯は触れない

  • 1日数回、30秒意識

👉 正しい舌位置=鼻呼吸の基本


🔹 姿勢改善(意外と重要)

  • 猫背・スマホ首を避ける

  • 画面は目線の高さ

  • 肩を下げ、顎を引く

👉 首が前に出ると口が開きやすい


③ 鼻呼吸を鍛える簡単トレーニング

🔹 あいうべ体操(1分)

  • 「あー」「いー」「うー」「べー」

  • 大きく口を動かす ×10回

👉 口周り筋力UP → 口が閉じやすくなる


🔹 片鼻呼吸(就寝前)

  • 片方の鼻を指で押さえ、ゆっくり呼吸

  • 左右30秒ずつ

👉 自律神経も整う


④ 環境調整(継続が効く)

  • 室内加湿(40〜60%)

  • 枕の高さを見直す(高すぎNG)

  • 寝室の冷暖房直風を避ける


⑤ 鼻づまりが原因の場合(重要)

以下があるなら耳鼻科を検討:

  • 慢性鼻づまり

  • いびきが強い

  • 花粉症・アレルギー

  • 起床時の口渇が強い

👉 点鼻薬・アレルギー治療で一気に改善することも多い


⑥ 改善の目安

  • 朝の口の乾きが減る(1週間)

  • 噛みしめが軽くなる(2週間)

  • 血豆の頻度が減る(1か月)


やらなくていいこと

❌ 強く口を縛る
❌ 無理な鼻呼吸トレーニング
❌ 自己判断での長期点鼻薬使用