口角炎
唇のふち(特に口の両端:口角)が切れる症状は、一般的に**「口角炎(こうかくえん)」**と呼ばれます。
単なる乾燥だけでなく、体調や栄養バランスが関係していることが多いです。主な理由は以下の4つに分けられます。
1. 栄養不足(ビタミン不足)
唇や粘膜の健康を保つ栄養素が足りていないサインかもしれません。
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ビタミンB2・B6: 皮膚や粘膜を保護する役割があります。不足すると口角が荒れやすくなります。
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鉄分・亜鉛: 免疫力や皮膚の修復力に関わっており、これらが不足すると治りが遅くなります。
2. 免疫力の低下(疲れ・ストレス)
体が疲れて免疫力が下がると、普段は悪さをしない菌に負けて炎症が起きやすくなります。
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カンジダ菌などの繁殖: 口の中に常にいる「真菌(カビの一種)」などが、抵抗力の落ちた隙に増殖して炎症を引き起こします。
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胃腸の荒れ: 食べ過ぎやストレスで胃腸が弱っているときに、口角炎として症状が出ることがあります。
3. 乾燥と物理的な刺激
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乾燥: 空気が乾いている時期や、口呼吸で口元が乾くと、皮膚が硬くなって笑った拍子に「ピリッ」と切れます。
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唇をなめる癖: 唾液がつくと一時的に潤った気がしますが、蒸発する時に唇本来の水分まで奪ってしまい、さらに乾燥が悪化します。
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よだれの刺激: 睡眠中のよだれが口角に溜まると、そこがふやけて細菌が繁殖しやすくなります。
4. 外部刺激(アレルギーなど)
- 化粧品や歯磨き粉: 新しく変えたリップ、口紅、歯磨き粉などの成分が合わず、接触皮膚炎(かぶれ)を起こしている可能性があります。
早く治すための対策
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保湿を徹底する: ワセリンや低刺激のリップクリームで、こまめに保護してください。
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ビタミンB群を摂る: レバー、卵、納豆、乳製品などを意識して食べましょう。市販のビタミン剤(チョコラBBなど)も有効です。
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清潔に保つ: 食後は優しく口元を拭き、清潔な状態を保ちます。
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しっかり休む: 睡眠を十分にとり、体の回復を優先してください。
[!IMPORTANT]
「なかなか治らない」「痛みが強い」「何度も繰り返す」という場合は、真菌(カンジダ)用の塗り薬が必要なこともあります。その場合は早めに皮膚科や歯科を受診してください。
痛みや出血がある 口角は動かすたびに刺激を受ける場所なので、一度切れてしまうとなかなか治りにくいものです。
現在、**「傷口が開いている状態」**ですので、まずは悪化させないための応急処置と注意点をまとめました。
1. 今すぐできる応急処置
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ワセリンで「厚めに」保護:
リップクリームよりも、刺激の少ない白色ワセリンがおすすめです。食事や会話の前にたっぷり塗ることで、皮膚が伸びたときに再び裂けるのを防ぐ「クッション」の役割を果たしてくれます。
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患部に触れない:
気になって舌でなめたり、手で触ったりすると、唾液中の雑菌が入り込んで炎症が長引きます。
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刺激物を控える:
醤油や塩分が強いもの、激辛料理、レモンなどの酸味があるものは、傷口に染みて痛みを悪化させるため、治るまでは控えましょう。
2. 市販薬を選ぶなら
もしドラッグストアに行けるようであれば、以下の成分が入った**「口角炎・口唇炎専用」**の軟膏を選んでみてください。
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アラントイン: 傷んだ組織の修復を助けます。
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グリチルレチン酸: 炎症を抑えます。
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ビタミンE: 血行を良くして治りを早めます。
代表的な市販薬: モアリップ、メンソレータム メディカルリップなど。
3. 受診の目安
出血を伴う場合や、以下の症状がある場合は、自力で治そうとせず皮膚科を受診してください。
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1週間以上経っても治らない(細菌や真菌の感染の可能性があるため、専用の抗生物質や抗真菌薬が必要です)。
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傷口が膿んできた、または範囲が広がってきた。
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痛みが強くて食事が満足にとれない。
次のステップへのアドバイス
今夜は、ビタミンB群のサプリメントを飲むか、豚肉や納豆などビタミンBが豊富な食事を摂って、早めに就寝するのが一番の近道です。