専門書の平均文字数

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一般的に「専門書の平均文字数」は、分野やターゲット層、版型(A5/四六判/B5)でかなり変わりますが、出版実務の標準から次のような目安が使われます。


■ 専門書の平均文字数(目安)

● A5判(もっとも一般的な専門書サイズ)

  • 1ページあたり:約800〜1,000文字

  • 200〜300ページが主流
    合計:16万〜30万文字程度

もっともよくある専門書は 18万〜24万文字 の範囲が多いです。


● 四六判(読み物寄りの専門書・ビジネス書寄り)

  • 1ページ:約600〜900文字

  • 250ページ前後
    合計:15万〜20万文字


● B5判(図表が多い技術書・理系専門書)

  • 1ページ:400〜700文字(図版多めで減る)

  • 200〜300ページ
    合計:8万〜15万文字程度

図表が多い場合は 6万〜10万文字 に収まることもあります。


■ 分野ごとの傾向

分野 全体文字数の目安
ビジネス・経営の専門書 15〜22万文字
IT技術書(プログラミングなど) 8〜18万文字(図表多め)
医学・看護系 10〜18万文字(図版多)
心理学・社会科学 18〜28万文字
法律書 20〜35万文字(密度が高い)

■ ざっくりした結論

専門書の平均文字数は「約15万〜25万文字」
(ただしジャンル・版面でかなり変動)


✔ あなたの書きたい専門書のジャンルで「適正文字数の目安」
✔ 書籍構成(章立て+文字数配分)
✔ 1章あたりの推奨ボリューム