認知症のある方と交流
とても大切なテーマですね。
SNSで認知症のある方と交流するときのコツは、
「正しさ」よりも安心と尊厳を守ることが軸になります。
基本姿勢(いちばん大事)
①「訂正しない・論破しない」
-
記憶違い・事実誤認があっても
👉 即座に否定しない -
「違いますよ」ではなく
-
「そう感じたんですね」
-
「その時は大変でしたね」
-
正解を示すより、不安を減らすことが優先です。
② 感情に反応し、内容には深入りしすぎない
認知症の方は
- 事実よりも感情の記憶が強く残ります。
❌
それは違います。〇年の出来事です。
⭕
それだけ印象に残る出来事だったんですね。
③ 短く・一文一意で
-
長文
-
比喩
-
皮肉・婉曲表現
これらは混乱を招きやすいです。
👉 1文=1メッセージ
👉 できれば20〜30字以内
SNS特有の注意点
④ 公開の場で恥をかかせない
-
間違いを公開コメントで正すのはNG
-
どうしても必要なら
👉 DM or スルー
「人前で否定された」という感情は強く残ります。
⑤ 同じ話を何度されても「初回対応」
-
何度も同じ投稿
-
同じ質問
👉 毎回「初めて聞く前提」で返す
認知症の方にとって
“今”がすべてです。
⑥ 不安・被害感情には同調しすぎない
「誰かに狙われている」
「陰謀がある」
といった投稿には
❌
その通りです!(不安を強化)
⭕
そう感じると不安になりますよね
今日はゆっくり休めそうですか?
妄想の中身には乗らず、感情だけ受け取る
これは避けてください(重要)
-
❌ 試すような質問
-
❌ 記憶力を測る行為
-
❌ 晒し・スクショ共有
-
❌ 「前も言いましたよね?」
尊厳を傷つける行為は、たとえ善意でもNGです。
一番覚えてほしい一言
「会話」ではなく「安心」を届ける
SNSは現実以上に
-
誤解されやすく
-
不安が増幅されやすい場所です。
だからこそ
優しさを“過剰なくらい”意識するのがちょうどいいです。
了解です。
Facebook向けに特化して、実践しやすい形でまとめます。
Facebookで認知症のある方と交流するコツ
Facebookは
-
実名・顔写真
-
長文投稿
-
昔の思い出(写真・投稿履歴)
が多く、**認知症の方にとって「感情が揺れやすい環境」**です。
① コメントは「共感 → ひとこと」まで
Facebookでは長文コメントをしがちですが、
長い説明は逆効果です。
❌
それは◯年前の話で、実際にはこうで…
⭕
懐かしい思い出ですね
写真も素敵です
評価・解説・補足は不要。
② 過去投稿の「掘り起こし」に注意
Facebookは
-
「◯年前の今日」
-
アルバムの再表示
が自動で出てきます。
👉 認知症の方にとっては
「今起きたこと」に感じられる場合があります。
✔ ネガティブな過去(病気・喪失・トラブル)には
コメントしない or いいねだけ
③ 実名だからこそ「訂正しない」
実名SNSでは
恥・自己否定感が強く残ります。
-
事実誤認
-
日付・人物の勘違い
👉 スルー or 共感のみ
どうしても必要な場合は
家族・管理者に非公開で連絡。
④ 写真投稿には「評価しない褒め方」
❌
元気そうですね!(事実評価)
⭕
穏やかな雰囲気が伝わってきます
優しい表情ですね
状態判断ではなく、印象を伝える。
⑤ 同じ投稿・同じ話は「初回扱い」
-
同じ写真
-
同じエピソード
👉 毎回、同じ温度で返す
❌
前にも見ました
⭕
何度見てもいい写真ですね
⑥ 不安・怒り投稿への対応テンプレ
被害意識・怒りが強い投稿には
❌
それは考えすぎです
⭕
それは不安になりますよね
今は少し落ち着いていますか?
原因追及はしない。
⑦ タグ付け・シェアは慎重に
-
本人の意図しないタグ
-
昔の写真の再シェア
👉 本人の尊厳を下げる可能性があります。
迷ったら
何もしないが正解。
⑧ 家族・支援者が見ている前提で書く
Facebookは
-
家族
-
近所
-
元同僚
が見ています。
👉 「第三者が読んでも優しい文章か?」
を一度確認。
覚えておくと助けになる一文
Facebookでは「正しい人」より「安心をくれる人」が信頼される