逆流性食道炎
Page content
胸やけがあるなら、原因として最も考えやすいのは
**逆流性食道炎(胃食道逆流症:GERD)**です。
■ 逆流性食道炎とは
胃の中の胃酸が食道へ逆流し、
炎症を起こす状態です。
主な症状:
-
胸やけ
-
食後のげっぷ増加
-
のどの違和感
-
横になると悪化
-
酸っぱいものが上がる感じ
なぜげっぷが増えるのか?
胃酸が逆流すると、
食道の神経が刺激されます。
その結果
✔ 胃の上部がゆるむ
✔ 空気が抜けやすくなる
✔ げっぷが増える
という流れになります。
起こりやすい条件
-
加齢(胃の締まりが弱くなる)
-
食べ過ぎ
-
脂っこい食事
-
甘いもの
-
コーヒー
-
アルコール
-
夕食が遅い
-
食後すぐ横になる
68歳であれば、体質的にも起こりやすい年齢です。
まずできる対策
① 食事量を8分目に
胃の圧を下げるのが最重要
② 食後2~3時間は横にならない
③ 夕食を軽くする
④ 脂肪・甘味を減らす
⑤ 就寝時は上半身を少し高くする
枕を重ねるより、背中から傾斜をつけるのが理想
受診の目安
✔ 週2回以上胸やけ
✔ 1か月以上続く
✔ 声がかすれる
✔ 咳が続く
この場合は内科・消化器内科で相談を。
胃カメラで確認できます。
コーヒーを飲んでいて胸やけがあるなら、
かなり高い確率で悪化要因になっています。
なぜコーヒーで悪化するのか
コーヒーは
✔ 胃酸分泌を増やす
✔ 食道の締まり(下部食道括約筋)をゆるめる
✔ 空気を飲み込みやすくする
その結果
胃酸逆流+げっぷ増加が起こりやすくなります。
カフェインだけでなく、
コーヒーに含まれるクロロゲン酸も刺激になります。
どうすればいいか
いきなり完全にやめなくてもOKです。
① 空腹時に飲まない
→ 必ず食後すぐ
② 1日1杯まで
③ ブラックを避ける
→ 少量の牛乳を入れると刺激が弱まる
(乳糖不耐がなければ)
④ 夜は飲まない
→ 夕方以降は避ける
⑤ 試しに2週間やめてみる
→ これが一番わかりやすい診断法
こんな場合はほぼ原因確定
-
コーヒー後に胸が熱い
-
飲んだ日にげっぷが増える
-
空腹時に飲むと悪化