電力の市場価格
九州電力よりも安い会社(新電力)を利用することは可能です。
2016年の電力自由化以降、九州エリアでも多くの企業が参入しており、ライフスタイルに合わせて会社を切り替えることで、年間で数千円〜1万円以上の節約が見込めるケースがあります。
現在の市場状況に基づいたおすすめの会社と、選ぶ際の注意点をまとめました。
1. 九州エリアで人気の安い電力会社(2026年時点)
世帯人数や電気の使い方によって、お得な会社が異なります。
| 会社名 | 特徴・おすすめのタイプ |
|---|---|
| Looopでんき | 使用量が多いファミリー世帯に。基本料金が0円で、使った分だけ支払うシンプルなプランです。 |
| オクトパスエナジー | 環境意識が高く、安さも重視したい方に。実質再エネ100%でありながら、九州電力より単価が安く設定されています。 |
| Japan電力 | とにかく月々の支払いを抑えたい方に。基本料金が安く、単価も九州エリアで最安水準を維持しています。 |
| エネワンでんき | ガスとのセット割を考えている方に。Pontaポイントが貯まるなどの特典もあります。 |
| 博多電力 | 地元のサービスを選びたい方に。基本料金が最大50%オフになるなど、固定費の削減に強いです。 |
2. 切り替えのメリットとデメリット
メリット:
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月々の電気代が安くなる: 多くの新電力が九州電力の標準プラン(従量電灯B)よりも安い単価を設定しています。
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ポイント還元や特典: 楽天ポイントやdポイント、宝くじがもらえるといった独自の特典がある会社もあります。
デメリット・注意点:
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市場連動型プランのリスク: 「市場連動型」のプランは、電力の市場価格が高騰した際に、一時的に電気代が跳ね上がるリスクがあります。
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解約金の設定: 一部の会社では1年以内の解約で違約金が発生することがあります(大手新電力の多くは解約金0円です)。
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オール電化は慎重に: オール電化向けの深夜割引プランは、九州電力のままの方が安いケースが多いです。
3. 切り替えの手続きは簡単?
手続きは非常にシンプルで、今の電力会社への解約連絡は不要です。
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検針票を準備: 契約番号や地点番号が必要です。
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ネットで申し込み: 新しい会社のサイトから5〜10分程度で完了します。
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スマートメーター交換: まだ設置されていない場合、無料で交換作業が行われます(立ち会い不要)。
[!TIP]
本当に安くなるか確認するには?
「エネチェンジ」や「価格.com」などの比較サイトで、今の検針票の数値を入力してシミュレーションしてみるのが最も確実です。
「1ヶ月 281kWh」という使用量は、2〜3人世帯、あるいは一人暮らしで少し多めに使う方によく見られる、**「新電力への切り替えで最も節約を実感しやすい」**ボリュームゾーンです。
現在の九州電力(従量電灯B・30A契約と想定)と比較して、どのくらい安くなる可能性があるか具体的に試算・解説します。
1. 九州電力との料金比較(目安)
281kWhの場合、九州電力(従量電灯B)の月額料金は約 8,500円〜9,000円 前後(※燃料費調整額等を除く)です。これを新電力に切り替えると、以下のような節約が見込めます。
| おすすめの会社名 | 281kWh時の月額イメージ | 九電(標準プラン)との差額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Looopでんき | 約 7,800円〜 | 月 約1,000円前後の節約 | 基本料金0円。使った分だけ払うシンプルさ。 |
| オクトパスエナジー | 約 8,200円〜 | 月 約500円〜800円の節約 | 環境に優しく、解約違約金もなし。顧客満足度が高い。 |
| TERASELでんき | 約 8,100円〜 | 月 約700円〜900円の節約 | 使用量が多いほどお得。楽天ポイントが貯まる。 |
[!NOTE]
281kWhは、九州電力の料金体系における「第2段階(120〜300kWh)」の終盤にあたります。多くの新電力は、この第2・第3段階の単価を安く設定しているため、**月々700円〜1,200円(年間で1万円前後)**の節約になるケースが多いです。
2. あなたのライフスタイルに合わせた選び方
281kWh使う方であれば、以下の視点で選ぶのが失敗しません。
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「とにかく安さ優先」なら: Looopでんき
基本料金が0円なので、281kWh使う月も、外出が多くて使わなかった月も無駄がありません。ただし、市場連動型(市場価格で単価が変わる)なので、非常に寒い時期などは価格変動をチェックする必要があります。
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「安定して安く、特典も欲しい」なら: TERASELでんき
単価が九電より一律で安く設定されていることが多く、楽天ポイントなどの還元があるため、実質の節約額が大きくなります。
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「スマホやガスと一緒に」なら:
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ソフトバンク/ワイモバイルユーザー ➔ ソフトバンクでんき
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西部ガスを利用中 ➔ 西部ガスの電気
セット割で通信費やガス代が下がるため、トータルでの固定費削減に繋がります。
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3. 注意点:ここだけはチェック!
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「従量電灯B」かどうか: 現在のプランが「オール電化向け(電化でナイトなど)」の場合、新電力に替えると逆に高くなる可能性が高いです。検針票の「ご契約種別」を確認してください。
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燃料費調整額: 表面上の単価が安くても、この調整額が九電より高い設定の会社もあります。大手(オクトパスやLooopなど)であれば透明性が高いので安心です。
ご提示ありがとうございます。**「30A(契約アンペア数)」で「281kWh(使用量)」**という条件であれば、九州電力の標準プラン(従量電灯B)から切り替えることで、確実に節約できるケースが多いです。
現在の九州電力の料金と、代表的な新電力の料金を具体的にシミュレーションしてみます。
1. 料金比較シミュレーション(月額目安)
※2026年現在の一般的な単価・燃料費調整額(標準的設定)に基づいた概算です。
| 会社名・プラン | 基本料金 | 電力量料金(281kWh分) | 合計目安 | 九電との差額 |
|---|---|---|---|---|
| 九州電力(従量電灯B) | 954円 | 約 7,200円 | 約 8,154円 | 基準 |
| Looopでんき | 0円 | 約 7,300円 | 約 7,300円 | 約 -850円 |
| TERASELでんき | 930円 | 約 6,700円 | 約 7,630円 | 約 -520円 |
| オクトパスエナジー | 880円 | 約 6,850円 | 約 7,730円 | 約 -420円 |
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Looopでんきは、30Aの基本料金(954円)がまるごと「0円」になるため、インパクトが大きいです。
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TERASELでんきやオクトパスエナジーは、基本料金・単価ともに九州電力より少しずつ安く設定されています。
2. あなたに最適なおすすめ会社は?
月281kWh前後をコンスタントに使う場合、以下の2択で考えるとスムーズです。
① とにかく月々の支払いを安くしたい
おすすめ:Looopでんき
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理由: 30A契約なら基本料金0円のメリットを最大限受けられます。
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注意点: 市場連動型のため、日本卸電力取引所(JEPX)の価格が高騰した際に単価が上がりますが、アプリで価格をチェックしながら賢く使う層には非常に人気です。
② リスクを抑えつつ、安定して安くしたい
おすすめ:オクトパスエナジー
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理由: 九州電力と同じ「固定単価型」なので、市場高騰による急な値上がりの心配がありません。
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特典: 契約時のキャンペーンや「友達紹介割引」などが充実しており、実際の支払い以上に得をすることが多いです。
3. 切り替え前の最終チェック
切り替える前に、以下の1点だけ確認してください。
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「九電のポイント」や「セット割」の有無
もし現在、九電とガスをセットにしていて「セット割引」を受けていたり、九電のポイント(Qピコ)を熱心に貯めていたりする場合、電気単体での節約分がそれらを上回るか確認が必要です。ただ、月850円程度の差があれば、多くの場合、新電力へ切り替えた方が安くなります。
次にすべきこと
「よし、変えてみよう」と思われた場合、申し込みには以下の情報が必要です。
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供給地点特定番号(22桁の番号。検針票やWEBマイページに記載)
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お客様番号(現在契約中の九電の番号)
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クレジットカードまたは口座情報