Chromeの立ち上がりが遅くなる
Windows 11でGoogle Chromeの立ち上がりが遅くなる原因は、ブラウザの設定だけでなく、Windows OS側の設定が干渉しているケースが多くあります。
主な理由と、すぐに試せる解決策を優先度の高い順にまとめました。
1. Windowsの「プロキシ自動検出」が干渉している(効果大)
Windows 11のネットワーク設定にある「設定を自動的に検出する」がオンになっていると、Chrome起動時にネットワーク構成を確認するため数秒のタイムラグが生じることがあります。
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直し方:
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Windowsの「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ」を開く。
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「設定を自動的に検出する」をオフにする。
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2. ハードウェア アクセラレーションの不一致
PCのグラフィック機能(GPU)を使って描写を速くする機能ですが、Windows 11のドライバーと相性が悪いと、逆に起動時にフリーズしたような挙動になります。
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直し方:
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Chromeの「設定(右上の︙)」>「システム」を開く。
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「グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにして再起動。
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3. 拡張機能の読み込み負荷
インストールしている拡張機能(アドオン)が多いと、起動時にそれらをすべて初期化するため時間がかかります。
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直し方:
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アドレスバーに
chrome://extensions/と入力。 -
使っていない拡張機能を「無効」または「削除」する。
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4. ブラウザのキャッシュとデータの蓄積
長期間使用していると、閲覧履歴やキャッシュが数GBに膨れ上がり、起動時の読み込みを圧迫します。
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直し方:
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Ctrl + Shift + Delキーを同時に押す。 -
期間を「全期間」にし、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを削除」を実行。
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5. Windows 11の「効率モード」による制限
Windows 11には、消費電力を抑えるためにバックグラウンドプロセスの優先度を下げる機能があります。これがChromeに適用されると動作がもたつきます。
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確認方法:
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Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く。 -
Chromeのプロセスに「葉っぱのアイコン(効率モード)」が付いている場合、右クリックで解除を試みるか、Chromeの設定で「パフォーマンス」>「メモリセーバー」を見直してください。
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その他のチェックポイント
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ショートカットの互換性: デスクトップのChromeアイコンを右クリック>プロパティ>「互換性」タブで、互換モードにチェックが入っていないか確認してください(通常はオフが最適です)。
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バックグラウンド実行: Chromeを閉じても裏で動き続ける設定が影響している場合があります。「設定」>「システム」>「Google Chrome を閉じた後もバックグラウンド アプリの実行を続行する」をオフにしてみてください。
まずは 1番目のプロキシ設定オフ と 2番目のアクセラレーションオフ を試すと、劇的に改善するケースが多いです。