githubにブランチを追加して切替
これから「ローカルでブランチを作ってリモート(GitHub)に追加 → そのブランチに切り替える」手順と、逆に「GitHub上でブランチを作ってからローカルで切り替える」手順、あとよく使うコマンドの補足を順に示します。
- ローカルで新しいブランチを作ってリモートに追加し、そのブランチに切り替える(推奨)
- 新しいブランチを作成してすぐ切り替える(git v2.23+ 推奨) git switch -c
- 古いスタイル(全バージョン対応) git checkout -b
- 作業してコミットする git add . git commit -m “作業内容の説明”
- リモート origin に新しいブランチを作ってプッシュし、ローカルブランチに upstream を設定する git push -u origin 説明:-u (–set-upstream) を付けると以降 git push / git pull が簡単になります。
- 既にリモートにあるブランチをローカルに取り込み、切り替える
- 最新のリモート情報を取得 git fetch origin
- origin/ を追跡するローカルブランチを作って切り替える(推奨) git switch -c –track origin/
- あるいは古い書き方 git checkout –track origin/
- GitHub の Web UI でブランチを作成してからローカルで切り替える
- GitHub のリポジトリページで、ブランチ選択ドロップダウン(“main” などと書かれた箇所)を開く
- テキストボックスに新しいブランチ名を入力 → “Create branch: ” を選ぶとリモートブランチが作成されます
- ローカルで作業するには上の「2)」の手順(git fetch → git switch -c …)を実行してください
- GUI/エディタ(例:VS Code)での切り替え
- VS Code の左下にブランチ名が表示されているのでクリック → “Create new branch” で作成、または一覧から既存ブランチを選んで切り替え
- 作成後は push でリモートへ送る(VS Code の同期ボタンやコマンドパレットの Git: Push)
- よくある注意点とトラブルシュート
- ブランチ名にスペースは使わない(ハイフンやスラッシュを使う)
- リモートにプッシュできない場合は権限(保護されたブランチや書き込み権限)を確認
- 既にローカルに同名ブランチがあると作れないので、その場合は別名にするか既存ブランチを削除・リネームする
- リモートの更新を取り込みたいときは git fetch → git merge / git rebase あるいは git pull を使う(チームの運用によって rebase/merge を合わせる)