IoT導入支援ビジネスのポイント

IoT導入支援ビジネスのポイント

※導入効果(KPIベース)と顧客負担(費用)

顧客が喜ぶ「数字」での価値表現

(例)

  • 異常検知時間:従来 30–60分 → 最短 1分以内

  • 巡回回数:50–80%削減

  • 死亡リスク(養殖):30–50%低減

  • 電力コスト:15–25%削減

  • 労働時間:30–60%削減

※IoT推進支援ビジネスの問題点

  1. ビジネスモデル面の問題点

プロジェクト単発化・収益が安定しにくい 顧客の投資判断が遅い・曖昧

  1. 技術面の問題点

端末・ネットワーク・クラウドなど多層で複雑 セキュリティリスクが高い

  1. 顧客側の課題による問題

業務可視化が不十分で要件が曖昧 現場の運用負荷を見落としがち

  1. スケール面の問題点

PoC(実証実験)からのスケールが難しい 現場に応じたカスタマイズが必須で、テンプレ化しづらい

  1. 体制・ビジネス運営面の問題点

プロジェクト管理が難易度高い 運用フェーズのサポート負担が大きい

※IoTサービスの収-益化モデル一覧

  1. 基本4モデル(単体でも組み合わせでも可)

買い切りモデル(機器+初期費用) サブスクリプション(月額定額) 従量課金(Usage Based) 成果報酬・レベニューシェア

  1. IoT特有の実践モデル

「モノ+サービス」バンドル(XaaS化) データ・アズ・ア・サービス(DaaS) プラットフォーム/マーケットプレイス型

  1. 収益性を高める設計のポイント

継続課金を「当たり前」に織り込む 顧客価値ベースで価格設計する データ二次利用で追加収益を作る