Node.js
LubuntuにNode.jsをインストールする方法はいくつかあります。ここでは、代表的な方法をいくつかご紹介します。
方法1: apt(公式リポジトリ)でインストールする
これは最も簡単で推奨される方法ですが、Node.jsのバージョンが少し古い可能性があります。
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システムを更新する
sudo apt update sudo apt upgrade -
Node.jsとnpmをインストールする
sudo apt install nodejs npm -
インストールされたバージョンを確認する
node -v npm -v
方法2: NodeSourceリポジトリからインストールする(推奨)
NodeSourceは、最新バージョンのNode.jsを簡単にインストールできる公式リポジトリを提供しています。この方法が最も推奨されます。
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NodeSourceリポジトリを追加するためのスクリプトを実行する
まず、Node.jsの特定のバージョン(例:
20.x)を指定します。利用可能な最新のLTS(Long Term Support)バージョンを選ぶのが一般的です。現在のLTSバージョンを確認するには、Node.js公式サイトを参照してください。curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x | sudo -E bash -setup_20.xの部分を、インストールしたいNode.jsのバージョン(例:setup_18.x、setup_21.xなど)に置き換えてください。
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Node.jsとnpmをインストールする
sudo apt install nodejs- このコマンドで
npmも一緒にインストールされます。
- このコマンドで
-
インストールされたバージョンを確認する
node -v npm -v
方法3: nvm (Node Version Manager) を使ってインストールする
nvmは、複数のNode.jsバージョンを切り替えて管理したい場合に非常に便利なツールです。開発者には特におすすめです。
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nvmをインストールする
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.1/install.sh | bash- 上記のバージョン番号(
v0.39.1)は、最新のnvmのバージョンに置き換えてください。最新バージョンはnvmのGitHubページで確認できます。
- 上記のバージョン番号(
-
ターミナルを再起動するか、設定ファイルを読み込む
インストールスクリプトが
.bashrcや.zshrcなどのシェル設定ファイルを更新するので、変更を有効にするためにターミナルを閉じて再度開くか、以下のコマンドを実行します。source ~/.bashrc # もしくは ~/.zshrc など、使用しているシェルによる -
nvmが正しくインストールされたか確認する
nvm --version -
Node.jsをインストールする
利用可能なLTSバージョンをインストールするには:
nvm install --lts特定のバージョンをインストールするには:
nvm install 20.10.0 # 例: バージョン20.10.0をインストール -
使用するNode.jsのバージョンを選択する
インストール後、nvmは自動的にそのバージョンを使用するように設定しますが、手動で切り替えることもできます。
nvm use 20.10.0 -
インストールされたバージョンを確認する
node -v npm -v
どの方法を選ぶべきか?
- 簡単なインストールで、最新バージョンでなくても良い場合: 方法1 (apt)
- 最新の安定版Node.jsを簡単に入手したい場合: 方法2 (NodeSourceリポジトリ) - 多くのユーザーに推奨
- 複数のNode.jsバージョンを管理する必要がある開発者の場合: 方法3 (nvm) - 開発者に強く推奨
トラブルシューティング
nodeやnpmコマンドが見つからない場合、環境変数PATHが正しく設定されているか確認してください。特にnvmを使用している場合、ターミナルの再起動やsourceコマンドの実行が重要です。sudoでコマンドを実行してもエラーが出る場合、権限の問題や依存関係の問題が考えられます。エラーメッセージをよく読んで対処してください。
これらの方法のいずれかを選んで、LubuntuにNode.jsをインストールしてみてください。 それでは、LubuntuでNode.jsが動作している様子をイメージで見てみましょう。