VSCode

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Ubuntu 22.04にVSCodeをインストールする方法はいくつかあります。ここでは、最も一般的な方法をいくつか紹介します。

1. Snap Storeからインストールする

SnapはUbuntuに標準で搭載されているパッケージ管理システムで、最も簡単なインストール方法の一つです。

  1. ターミナルを開く: Ctrl + Alt + T を押すか、アプリケーションメニューから「ターミナル」を検索して開きます。
  2. VSCodeをインストールする: 以下のコマンドを実行します。
    sudo snap install code --classic
    
    --classic オプションは、VSCodeがシステム上のファイルにアクセスできるようにするために必要です。
  3. 起動する: インストールが完了したら、アプリケーションメニューから「Visual Studio Code」を検索して起動するか、ターミナルで code と入力して起動できます。

2. Debianパッケージ (.deb) を使用してインストールする

MicrosoftはVSCodeのDebianパッケージも提供しており、これをダウンロードしてインストールすることもできます。

  1. VSCodeのWebサイトにアクセスする: https://code.visualstudio.com/ にアクセスします。
  2. Debianパッケージをダウンロードする: ダウンロードページの「.deb」ボタンをクリックして、パッケージをダウンロードします。
  3. インストールする: ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、Ubuntuソフトウェアセンターが開いてインストールできます。または、ターミナルから以下のコマンドを実行します。ダウンロードしたファイルが ~/Downloads にあると仮定しています。
    sudo dpkg -i ~/Downloads/code_*.deb
    sudo apt install -f
    
    sudo apt install -f は、依存関係の問題を解決するために実行します。
  4. 起動する: アプリケーションメニューから「Visual Studio Code」を検索して起動するか、ターミナルで code と入力して起動できます。

3. APTリポジトリを追加してインストールする (推奨)

この方法では、VSCodeのAPTリポジトリをシステムに追加することで、他のシステムアップデートと同様にVSCodeも自動的に最新の状態に保つことができます。

  1. 必要なパッケージをインストールする:
    sudo apt update
    sudo apt install software-properties-common apt-transport-https wget
    
  2. Microsoft GPGキーをインポートする:
    wget -q https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc -O- | sudo apt-key add -
    
  3. VSCodeリポジトリを追加する:
    sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main"
    
  4. パッケージリストを更新してVSCodeをインストールする:
    sudo apt update
    sudo apt install code
    
  5. 起動する: アプリケーションメニューから「Visual Studio Code」を検索して起動するか、ターミナルで code と入力して起動できます。

これらの方法の中から、ご自身に合ったものを選んでインストールしてください。個人的には、常に最新の状態に保たれる「APTリポジトリを追加してインストールする」方法が最もおすすめです。

もし、インストール中に問題が発生したり、特定のステップについてもっと詳しい情報が必要な場合は、お気軽にお尋ねください。