皮膚の弾力成分
ほっぺたを指で押したあと、弾力がなく、なかなか元に戻らない主な理由は、皮膚と皮下組織の「構造」と「状態」にあります。順に説明しますね。
① 皮膚の弾力成分が減っている
皮膚のハリや弾力は、主に
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コラーゲン(支える骨組み)
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エラスチン(ゴムのように伸び縮み)
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ヒアルロン酸(水分保持)
によって保たれています。
加齢・紫外線・睡眠不足・栄養不足などでこれらが減ると、
👉 押しても「跳ね返す力」が弱くなります。
② 水分不足(皮膚・体全体)
ほっぺたは水分量が多い部位ですが、
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体の水分不足
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乾燥
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塩分過多
があると、皮膚がしぼんだスポンジ状態になります。
👉 押すと凹み、戻りが遅くなる
※ 医学的には「軽い浮腫(むくみ)」や「脱水傾向」でも見られます。
③ 皮下脂肪・筋肉の衰え
頬の弾力には
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皮下脂肪
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表情筋(頬筋・口輪筋など)
も重要です。
筋肉が衰えると、
👉 皮膚を内側から支えられず、弾力がなくなります。
特に
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表情が少ない生活
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マスク生活
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噛む回数が少ない食生活
で起こりやすいです。
④ むくみ(リンパ・血流の滞り)
一見ハリがあるようでも、
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押すと跡が残る
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戻りが遅い
場合はむくみの可能性があります。
👉 水分が「支え」ではなく「滞留」している状態
⑤ 皮膚のターンオーバー低下
新陳代謝が落ちると、
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古い角質が残る
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皮膚の柔軟性が低下
して、押した変形が残りやすくなります。
見分ける簡単セルフチェック
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押して 5秒以上跡が残る → むくみ・水分代謝低下
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乾燥してカサつく → 水分・油分不足
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全体的にたるむ → 筋肉・弾力成分低下
改善のためにできること(簡単)
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水をこまめに飲む(一気飲みは×)
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頬を動かす(「あ・い・う・え・お」体操)
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噛みごたえのある食事
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紫外線対策
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睡眠の質を上げる
「むくみ・水分代謝低下」について、原因→仕組み→見分け方→対処を実生活で使える形で整理します。
むくみ・水分代謝低下とは何か
体内の水分は
血管 → 組織 → リンパ管 → 血管
という循環で回収されています。