Linux

Braveブラウザ

UbuntuにBraveブラウザをインストールする方法はいくつかありますが、公式のリポジトリを追加してAPTパッケージマネージャーからインストールするのが最も推奨される方法です。これにより、今後も簡単にアップデートを受け取ることができます。

以下の手順でインストールできます。

ステップ1: 必要なパッケージのインストール まず、Braveのリポジトリを追加するために必要なcurlapt-transport-httpsパッケージがシステムにインストールされていることを確認します。通常は既にインストールされていますが、念のため実行しておきましょう。

sudo apt update
sudo apt install curl apt-transport-https

ステップ2: BraveのGPGキーの追加 Braveのリポジトリのパッケージが正規のものであることをシステムが確認できるように、GPGキーを追加します。

sudo curl -fsSLo /usr/share/keyrings/brave-browser-archive-keyring.gpg https://brave-browser-apt-release.s3.brave.com/brave-browser-archive-keyring.gpg

ステップ3: Braveのリポジトリを追加 次に、BraveブラウザのAPTリポジトリをシステムのソースリストに追加します。

echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/brave-browser-archive-keyring.gpg arch=amd64] https://brave-browser-apt-release.s3.brave.com/ stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/brave-browser-release.list

ステップ4: パッケージリストの更新 新しいリポジトリが追加されたので、パッケージリストを更新します。

sudo apt update

ステップ5: Braveブラウザのインストール 最後に、Braveブラウザをインストールします。

sudo apt install brave-browser

これでBraveブラウザがインストールされました。

インストール後の起動方法: アプリケーションメニューから「Brave」または「Brave Browser」と検索して起動できます。 ターミナルから起動する場合は、以下のコマンドを実行します。

brave-browser

アンインストールしたい場合: もしBraveブラウザをアンインストールしたい場合は、以下のコマンドを実行します。

sudo apt remove brave-browser
sudo apt autoremove

この方法でインストールすれば、今後のシステムアップデートでBraveも自動的に最新の状態に保たれるので便利です。

git clone

GitHubでリポジトリのZIPファイルをPCにダウンロードした場合、それは単なるスナップショット(特定の時点のファイル群)であり、Gitの履歴情報やリモートとの連携情報が失われています。したがって、ダウンロードしたZIPファイルから直接Gitリポジトリとして連携させることはできません。

この場合、「Gitリポジトリをダウンロード」ではなく、「Gitリポジトリをクローン」するというアプローチを取る必要があります。クローンすることで、Gitの全ての履歴とリモートへの参照が設定された状態でローカルにリポジトリが作成されます。

しかし、もしどうしてもZIPファイルでダウンロードしたファイル群から作業を始めたいのであれば、以下の手順でリモートリポジトリと連携させることができます。


シナリオ1: GitHubリポジトリをまだクローンしていない場合 (推奨アプローチ)

これが最も推奨される方法です。ZIPファイルをダウンロードして作業するのではなく、最初からgit cloneを使用します。

  1. ZIPファイルを削除する(または別の場所に移動する): ZIPファイルでダウンロードしたディレクトリは不要になります。

  2. GitHubリポジトリのURLを取得する: GitHubのリポジトリページに行き、「Code」ボタンをクリックして、HTTPSまたはSSHのURLをコピーします。

    • HTTPS: https://github.com/your-username/your-repo.git
    • SSH: git@github.com:your-username/your-repo.git (SSHキーを設定済みの場合)
  3. コマンドラインでリポジトリをクローンする: 作業したいディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。

    git clone <リポジトリのURL>
    

    例:

    git clone https://github.com/techentrelab/hugo.git
    

    これにより、hugo という名前のディレクトリが作成され、その中にリポジトリの全てのファイルとGitの履歴、そしてoriginという名前のリモート設定が自動的に行われます。

  4. 作成されたディレクトリに移動して作業を開始する:

    cd hugo
    

これで、ローカルリポジトリがリモートのGitHubリポジトリと完全に連携された状態になります。git pullgit push がすぐに利用可能です。


シナリオ2: ZIPファイルでダウンロードしたファイル群から作業を始めたい場合 (非推奨だが、手順は以下)

この方法は、Gitの履歴をすべて破棄し、新しいリポジトリとして「再出発」するような形になります。既存のリモートリポジトリにコミットをプッシュしたい場合は、さらに複雑な手順が必要になる場合があります。

前提: ZIPファイルを展開したディレクトリ(例: hugo)があり、その中にリポジトリのファイル群が入っているとします。

  1. 展開したディレクトリに移動する:

    cd /path/to/your/unzipped/hugo
    
  2. 新しいGitリポジトリを初期化する: これにより、現在のディレクトリが新しいGitリポジトリとして認識されます。

    git init
    
  3. 全てのファイルをステージングする: ダウンロードしたファイル群を、新しいリポジトリの最初のコミットとして準備します。

    git add .
    
  4. 最初のコミットを作成する:

    git commit -m "Initial commit from downloaded zip"
    
  5. GitHubリポジトリのURLを取得する: シナリオ1と同じように、GitHubのリポジトリページからURLをコピーします。

Fcitxの自動起動

Lubuntuのデスクトップ環境(LXQt)でFcitxの自動起動を設定する方法はいくつかあります。最も確実で推奨される方法をいくつかご紹介します。

1. LXQtの自動起動設定(推奨)

LubuntuのLXQt環境には、アプリケーションの自動起動を管理するためのGUIツールがあります。

  1. スタートメニューを開く: 画面左下のメニューアイコンをクリックします。
  2. 設定を開く: 「設定」または「Preferences」を選択します。
  3. LXQt設定センターを開く: 「LXQt 設定センター」または「LXQt Settings Center」を選択します。
  4. 自動起動を選択: 左側のリストから「自動起動」または「Autostart」を選択します。
  5. 「追加」をクリック: 右上の「追加」ボタンをクリックします。
  6. Fcitxのコマンドを入力:
    • 名前 (Name): Fcitx (わかりやすい名前)
    • コマンド (Command): fcitx -d (または fcitx のみでも動作することが多いですが、-d はデーモンとして起動するオプションです。)
    • 説明 (Description): Fcitx Input Method (オプション)
  7. 「OK」をクリックして追加し、設定センターを閉じます。

これで次回ログイン時にFcitxが自動的に起動するはずです。

2. .desktopファイルを直接配置する

もしGUIツールが見つからない、または使いたくない場合は、手動で .desktop ファイルを作成して配置することもできます。

  1. ファイルマネージャーを開く: 「PCManFM-Qt」などのファイルマネージャーを開きます。

  2. ホームディレクトリに移動: 自分のホームディレクトリ (/home/your_username/) に移動します。

  3. 隠しファイルを表示: Ctrl + H を押すか、メニューから「表示」→「隠しファイルを表示」を選択して、隠しファイルを表示させます。

  4. ~/.config/autostart/ ディレクトリに移動: このディレクトリがなければ作成してください。 mkdir -p ~/.config/autostart/

  5. 新しいファイルを作成: fcitx.desktop という名前の新しいファイルを作成し、以下の内容を貼り付けます。

    [Desktop Entry]
    Type=Application
    Name=Fcitx
    Comment=Fcitx Input Method
    Exec=fcitx -d
    Icon=fcitx
    Terminal=false
    Categories=System;
    StartupNotify=false
    
  6. ファイルを保存します。

Lubuntu 日本語入力


Lubuntu 日本語入力のセットアップガイド

日本語入力エンジン「Mozc」の導入

まず、日本語入力に必要な「fcitx-mozc」をインストールします。

  1. システムを更新し、fcitx-mozcをインストールします。

    sudo apt update
    sudo apt install fcitx-mozc
    
  2. 再ログイン後、設定を確認します。 ログアウトして再度ログインし、「入力メソッドの設定」を開いてください。以下の項目が表示されていれば、インストールは成功です。

    • キーボード - 日本語
    • Mozc

~/.profileと ~/.xprofile

~/.profile~/.xprofile は、ユーザーのホームディレクトリ内にあるファイルなので、絶対パスは以下のようになります。

  • ~/.profile: /home/ユーザー名/.profile
  • ~/.xprofile: /home/ユーザー名/.xprofile

ここで、「ユーザー名」はあなたのユーザー名に置き換えてください。